繁忙期なら命を落としてもいいのか【となみ読者のひろば・3月19日】

2017年03月19日 07時23分52秒 by
長時間労働にお墨付き

安倍晋三首相は13日、経団連の榊原定征会長、連合の神津里季生会長と首相官邸で会談し、残業時間の上限について「(月)100時間未満」とする考えを示しました。過労死ラインである「80時間(2カ月平均)~100時間(1カ月)」もの長時間労働にお墨付きを与えるもので、安倍内閣の姿勢が問われます。

高橋まつりさんの労災認定について記者会見する母の美幸さん。10月17日(時事通信社)

政府は残業時間を年間720時間とする案を示しており、月の上限も100時間まで認めるものです。720時間は、現在の残業の限度基準=大臣告示(年360時間)の2倍。月100時間は、限度基準(月45時間)の2倍以上で、過労死ラインの水準です。政府案には、「労働時間短縮の流れに逆行する」「限度基準を法制化すべきだ」との声が上がっています。

高橋まつりさんの母が怒り

電通で過労自殺した高橋まつりさんの母幸美さんは「政府の働き方改革として、1カ月百時間、二カ月平均八十時間を上限とする案が出されていますが、私は、過労死遺族の一人として強く反対します。このような長時間労働は健康に極めて有害なことを政府や厚生労働省も知っているにもかかわらず、なぜ、法律で認めようとするのでしょうか。全く納得できません。人間のいのちと健康にかかわるルールに、このような特例が認められていいはずがありません。繁忙期であれば命を落としてもよいのでしょうか。命を落としたら、お金を出せばよいとでもいうのでしょうか。娘のように仕事が原因で亡くなった多くの人たちがいます。死んでからでは取り返しがつかないのです。どうかよろしくお願いします。」とコメントしています。

森友学園

ルポライターの鎌田慧さんの「本音のコラム」北陸中日3月14日付を紹介します。

「首相夫人は水戸黄門の助さん格さんのような政府職員を介助役に全国を漫遊。講演先の幼稚園は子供たちに「安倍総理頑張れ!安保法制国会通過良かったです」と叫ばせていた。まるで独裁国家のミニチュア版。

経営者は安倍内閣を支える日本会議幹部の一員。政治家を使って国有地を格安で払い下げさせたのが露見して「安倍晋三記念小学校」の存在が明らかになった。さすが「安倍」の冠は外されたが、名誉校長の安倍夫人はホームページで「優れた道徳教育を基として、日本人としての誇りを持つ、芯の通った子供を育てます」と生徒募集の広告塔を務めていた。

それでも首相は「妻は私人」と言い張る。教育勅語に感激して感謝状を贈った稲田朋美防衛大臣の夫は、この幼稚園の顧問弁護士。こっちも「夫は私人」と言い抜ける。責任を妻や夫に押し付けるのは追い詰められた政治家の常套手段だ。問題は政治家を利用した経営者の去就ではなく、教育を支配しようとする政治の動きだ。戦後、国家に従属しない教育を目指したのが教育基本法だった。憲法を支える教育理念を破壊したのが第一次安倍政権。いま国のために死ぬ教育勅語を復活させようとしている。

腐敗の土壌に建設された「安倍記念小学校」の崩壊がなにか象徴的だ」

日々核心に迫りつつあります。(動画は3月15日時点)

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