4月16日 開票が終わりました。
皆さんが集まっておられる場に案内されるまでの時間が大変でした。十二年前の事を思い出しながら、立ったり座ったり、うろうろ歩き回ったり。最悪の結果を思い浮かべて、その時は何と挨拶すれば良いのかと考えたり、いやいやそんな事は無いはずだとそれを打ち消してそうでない時の挨拶を考えたり。しかしいずれの考えも一所に落ち着かず、考えて居るうちにいつの間にか反対側の妄想に邪魔されてまとまらないのです。頭の中がうろたえているまんまで少しずつ時間が経過していきました。
「大丈夫だったらしいよ」との声が懸り、会場に向かいました。会場といっても素麺の作業場に畳を敷いたところですが、この間協力をいただいたご近所の皆さんや同級生の仲間、党の仲間の皆さんが座っておられます。十二年前も同じような光景だった気がしましたが、その時は「申し訳ありませんでした」とお詫びして後は何を語ったかしっかり覚えていませんが、集まっておられて皆さんもどう対応して良いかわからず当惑して居られたのだろうと思います。今回は「有り難うございました」とお礼を言って喜んでいただける展開になって本当に良かったのですが、事前のうろたえのため、今回もまたちゃんとした話ができずに終わりました。
本当にたくさんの皆さん、それこそ私が全く知らないし、つながりも無い人からさえも応援をいただいて得た結果で、寄せていただいた期待は多様で重い、それを裏切らない働きが求められているので、手放しで喜ぶどころかこれからが大変、笑顔で帰っていかれる皆さんを見送りながら、心は緊張していました。