6月高岡市議会の本会議で金平市議は「国保事業の都道府県単位化」に関連して「これまで市町村が決めていた国保税(国民健康保険税)が『統一』される動きが加速され、高額の国保税が押し付けられる危険が高まつ ている。佐賀県では、10年かけて統一保険料を実施することを示したものの、市長会からの反対・懸念が噴出し、結局『時期を明示せず』となり、実質的に統一保険料の線はなくなったと言われて いる。」と指摘。そして富山県での「標準保険料の試算公表の見通しは?」と質問しました。
吉澤福祉保健部長は「10月頃に国が示す仮係数に基づいて、県から標準保険料率が示される見込みである。本市では、これを受けて、本市の保険税率及びこれに基づく保険税の試算を行い、 国保運営協議会で議論いただく予定としている。このため、標準保険料の試算の公表は10月以降になる。」と答えました。
「国保税が高くて払えない」との声が高まるなかで、どのような「試算」が公表されるのか注目されます。
(日本共産党高岡市議会ニュース 第771号 2017年8月3日)