高岡市の財政危機問題 【金平市議】市債発行に計画性が欠如していたことが今日の財政危機の要因では?【市長】一定期間に集中的に投資的事業を推進し公債費が増高。結果、非常に厳しい財政状況となったことに対し忸怩たる思いをしている。
高岡市の財政危機問題に市民の厳しい視線が向けられています。12月市議会で金平市議は、「市債発行に計画性が欠如していたことが今日の財政危機を招いた一つの要因では?」と質問しました。高橋市長は「この間、行財政改革を進めながら、基金の残高確保に努めてきたが、一定期間に集中的に投資的事業を推進してきたことにより、公債費が増高している。結果、非常に厳しい財政状況となったことに対し、忸怩たる思いをしている。」と答弁しました。
また「実質公債費比率が県内最高になった要因の一つとして高岡駅周辺整備事業(150億円)や新高岡駅周辺整備事業(104億円)に代表される大型事業の推進が背景にある。各々の事業の市債発行額と償還実績と今後の計画は?」との質問に
対して高橋市長は「高岡駅周辺整備事業は、総額69億円の市債を発行しており、平成28年度末で約7億円が償還済みであり、平成46年で償還が完了する予定。また、新高岡駅周辺整備事業は総額約44億円の市債を発行しており、平成28年度末で約1億円が償還済みであり、平成46年で償還が完了するよていである。」と答えました。
小中学校のグラウンド改修 【高瀬市議】小中学校のグラウンド改修についての今後の決意は?【教育長】順次計画的に改修を行っていきたい。
12月市議会の一般質問での高瀬市議の質問に対し米谷教育長は「本市小中学校のグラウンド改修については、平成25年度に定塚小学校と福岡小学校、平成27年度に中田小学校、平成28年度に福岡中学校で実施してきた。今後も、国の補助制度を活用しながら予算の確保に努め、緊急度、優先度を勘案し、順次計画的に改修を行っていきたい。」と答弁しました。