コミュニティバスの存続を求める要望書
高岡市長 髙橋 正樹様
2018年1月 日
日本共産党高岡市議団 金平 直巳 高瀬 充子
「高岡市総合交通戦略」では、「少子高齢化の進行により、自動車を運転できない交通弱者の増大が予想され、公共交通による移動手段の確保が必要であるほか、過度な自動車利用による環境負荷の増大への対応など、公共交通の果たす役割は重要なものとなっている。」と述べられています。
県内外の自治体では、まちづくりなど住民福祉の向上を図るため、交通空白地域・不便地域の解消、高齢者等の外出促進、公共施設の利用促進を通じたまちの活性化を目的として、コミュニティバスが運行されています。
このような中で、高岡市で運行されているコミュニティバスについて、「廃止」の動きがあることは極めて重大です。多くの市民からは「コミュニティバスがなくなったら本当に困る。何とかして欲しい」、「コミュニティバスの廃止は高岡市のイメージダウンにつながる。存続すべきだ。」、「高齢者や市民の意見をもっと聞いて欲しい。」など、厳しい批判や不安の声が急速に高まっています。
コミュニティバスの存続を求める見地から下記の通り要望します。
記
1.市内各地域から、コミュニティバスの増便や運行コースの見直しを求める声が数多く出ている。コミュニティバスの今後のあり方について、住民説明会や住民アンケートを実施して、民意の反映に努力されたい。
2.県内外の事例を調査・研究し、住民参加の手法の導入を含め、現行のコミュニティバスの運行コースの全面的な見直しを実施されたい。
3.買い物支援活動への更なる取り組みの強化がもとめられている。コミュニティバスのあり方を含めて、全庁体制で交通弱者対策の強化を図られたい。