公共施設再編・市民説明会 市長に辞職を求める声やコミュニティバスの廃止に反対し存続を求める声など、高橋市政への厳しい批判が続出!

2018年02月01日 07時44分47秒 by

高岡市の公共施設の再編計画をテーマとした第5回市民説明会が1月29日、ふれあい福祉センターで開催されました。参加者からは「あなたを選んで悔やんでいる。辞職してください。」との市長辞職を求める声や、コミュニティバスの利用者からは「障害のある人や免許のない人も利用している。」との存続を訴える痛切な声も聞かれました。天下り人事を批判する意見や行政運営に「民主主義を徹底してほしい」との声も出されました。

1月15日の戸出地区での説明会では、「身の丈を超える事業を連続したのが財政危機の原因では?」との指摘に、高橋市長は「『身の丈に応じて』が原則と思う。新幹線はボリュームがあった。身の丈を超えていたと思う。」と答えました。

1月22日の伏木地区での説明会では、「『緊急プログラム』がなぜ急に浮上したのか。理由にあげている少子高齢化や国の交付金削減は前から分かっていたことではないか。」との財政運営への批判の声や「長慶寺プールは年間、5万7千人が利用しており、なぜ廃止か?」また、高岡駅周辺整備事業と新高岡駅周辺整備事業について、「両方合わせて、250億円という大きなお金をつぎ込んだが、利用客増加などで周辺が潤って、いずれ回収できると考えているのか、それはいつか。」という巨大事業への批判的意見も出されていました。さらに、「伏木のけんかやまへの補助もカットされるのか。維持が難しくなる。」という悲痛な声も聞かれました。

1月28日の市役所での説明会では、「コミュニティバスを廃止しないでほしい」「青年の家を廃止しないでほしい」との要望があり、高岡駅周辺整備事業や新高岡駅周辺整備事業への過大な税金投入への厳しい批判も聞かれました。

市議会への厳しい批判と注文が! 「安易に予算を認めてきた市議会議員にも責任がある」という厳しい批判が各地の説明会で出されていました。市議会としても「報告会」を開くべきだとの意見も出されました。 

市民説明会を中学校区単位で開催を。公共施設はまちづくりの視点で・防災拠点としての位置づけを!【共産党市議団が市長に要請】住民に身近な公共施設の廃止問題が市民の大きな批判を呼んでいます。共産党市議団(金平市議高瀬市議)は1月31日、高橋市長に「高岡市公共施設再編計画(素案)に関する市民説明会」についての申し入れを行いました。内容は、少なくとも中学校区単位での説明会を行うこと、公共施設は防災拠点としての位置づけを堅持すること、建て替えを急がず、長寿命化を図ることなどを要請しました。水上総務部長が応対しました。

 第789号 2018年2月

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