23日水曜日の午前中、日本共産党十勝議員団の十勝振興局交渉を行いました。毎年、この時期に恒例で行われている交渉で、今年度は41項目の要望を提出しました。
●TPP11など歯止めなき自由化に反対すること ●種子法の復活を求め、道独自の条例制定を行い、万全の対策を講じること ●道立高校の入学準備にかかる費用の負担軽減 …など、管内全てに共通する項目のほか、
音更町からの要望として、●栄養教諭の増員について ●臨床発達心理士の有資格者を増やすために独自の取り組みを の2点について回答を得ました。
栄養教諭についての回答 ⇒現行の配置基準以上に措置するためには、国の新たな教職員定数の改善が必要。引き続き国に強く要望していく。
臨床発達心理士についての回答 ⇒臨床発達心理士は民間資格のため、道による個別の支援は行っていないが、こうした専門職の活用については、地域ニーズを把握しながら対応していく必要がある。要望の趣旨は本庁に伝えていく。
2時間の交渉時間では、十分な議論を交わすことは難しいですが、栄養教諭の部分で、子どもたちの家庭での孤食の状況などを伝え、食育指導のさらなる充実と必要性を訴えました。