No.26 「核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書」可決

2018年10月10日 00時12分32秒 by

音更町議会の平成30年度第3回定例会は、10月3日に閉会しました。最終日の3日は、補正予算の追加の提案、休会中に開催された決算委員会の報告等のほか、「核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書」案が出されました。

 意見書は、日本共産党含む賛成多数で可決。私は、会派を代表して賛成討論を行いました。以下、討論の全文を掲載します。

「意見案第2号 『核兵器禁止条約の署名・批准を求める要望意見書』に賛成の立場から討論を行います。

 昨年の7月に、国連が核兵器禁止条約を採択し、各国の署名が同じく昨年の9月20日に開始されてから、1年が経ちました。国連が定めた「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」である9月26日に行われた核兵器禁止条約の署名・批准式典では、新たに4カ国が批准書を国連に提出し、7カ国が署名しました。これによって、批准国は19、署名国は69となっております。

 核兵器禁止条約への参加国が拡大していくなかで、唯一の被爆国である日本が条約への参加を拒み続けるならば、重大な国際的孤立を招くことは必至です。しかし、日本が核兵器禁止条約に参加すれば、より高い道義性と強い説得力をもって、核保有国にも核兵器廃絶を訴えることができます。

 条約全文には、条約の思想・考え方が盛り込まれているものと理解しています。ここで「ヒバクシャ」という言葉が2カ所出てきます。一つは、『ヒバクシャにもたらされた容認しがたい苦難』と、そしてもう一カ所は、核兵器全面廃絶を推進するための『市民的良心の役割』を強調した部分に、国連、非政府組織、宗教指導者、国会議員などと並んで「ヒバクシャ」がでてきます。条約では「ヒバクシャ」は、耐え難い犠牲をこうむった存在であるとともに、「核兵器のない世界」をつくるクリエーター(創造者)として明記されています。これはまさに、戦後多くのヒバクシャの方々が歩んでこられた道のりと、正当に評価したものであると思います。

 世界の恒久平和は、人類共通の願いです。本町は、人類の変わらぬ願いである恒久平和に向けて、「非核三原則」が守られ、すべての国の核兵器廃絶を強く求め、1987年に「非核平和の町」宣言を行うとともに、2009年には「平和首長会議」に加盟しています。この「平和首長会議」においては、2020年までの核兵器の廃絶をめざす活動に取り組んでいるほか、核兵器禁止条約の早期実施に向けた市民署名を行っています。その平和に対する理念に共感し、本町においては、昨年までの累計で2200筆を超える署名が集まっていると伺っております。本意見書は、こうした町民のみなさんの想いを後押しする上でも、大変意義深い内容であると捉えます。核兵器禁止条約の発効と核兵器廃絶への新たな段階の進展、そして「核兵器のない世界」の一日も早い実現を願い、私の賛成討論といたします。」

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