1月31日砺波市委員会は、31年砺波市に対する予算要望を夏野市長に説明しました。その中で、「砺波市福祉センター等の入浴券は、高齢者が心身を休め交流する機会を確保することで介護予防の役割を果たしている。31年度から70歳以上の高齢者に毎月1回利用できるように1年に12枚支給すること。また100円の個人負担をなくすること。」という要望について、夏野市長は「共産党は何でもかんでもただにしてほしいというが、これはモラルハザードだ」と発言しました。しかし、日本共産党はこれまで何でもかんでも無料にしてほしいと要望したことはありません。この高齢者の入浴券は、従来年間8枚で無料だったのですが、それを2枚増やして毎回100円徴収するようにしたから無料に戻し、内容を充実してほしいと要望したものです。
モラルハザードと言うなら、障がい者や一人暮らし高齢者のお宅に備える緊急通報装置を無料から有料にしたことこそ問われるべきではないでしょうか。これは行政として当然やるべきことを障がい者や高齢者に負担転嫁させたものだといわねばなりません。