「公共施設の使用料が値上げされると本当に困る」「財政危機のしわ寄せを市民に押し付けるやり方は納得できない」など、市当局の公共施設使用料の値上げ方針に厳しい批判が起きています。 市議会の総務文教常任委員会が1月31日に開かれ、市当局は公共施設の使用料を最大で1.5倍に値上するとの方針を示し、3月定例市議会に提案されます。公共施設の使用料値上げ問題を含めて、高岡市の財政危機問題で改めて市民説明会を開催して、市長自らが説明責任を果たすことが求められます。40億円の財源不足は、どう改善されたのか、来年度に向けてどのような財政再建策をもっているのかを市民に説明すべきです。同委員会で金平議員は市民説明会の開催を提案しましたが、当局からは、前向きの回答はありませんでした。共産党市議団は引き続き市説明会の開催を求めていきます。
小学校の統廃合 住民合意と地域コミュニティ確保を!
高陵中学校区で開かれた市民懇談会で「高岡市の中心部である平米小学校中心部の昨今の衰退は著しく、まちの中から学校がなくなることで、その衰退に拍車がかかることを危惧している。衰退が進めば、次世代で今日とまた同じことがおこるのではないか。まちづくりの観点からの対策を具体的に示してほしい」との痛切な声がきかれました。市当局はこのような声を真摯に受け止めるべきです。共産党議員団は、小学校の統廃合問題は、住民合意と防災拠点と地域コミュニテイの確保を前提として検討すべきと主張します。
高岡市の財政状況を検証《高瀬市議が財政特別講座に参加》
高瀬市議は、1月29,30日に東京・国分寺市で開催された多摩住民自治研究所主催の合併自治体検証財政特別講座に参加しました。講座では、市町村合併のこれまでの歴史、平成の合併の問題点と総括、今後の検証の視点について講師の大和田一紘先生から講義をうけました。検証のしかたとして、高岡市の決算カードや市町村分地方交付税算定台帳から数字を抜き出し計算し、分析用紙に合併算定替えの影響を書き込むことで、普通地方交付税額・標準財政規模の推移を確認しました。財政特別講座を受講して、あらためて高岡市の財政状況の悪化を認識するとともに、いかに福祉を前進させるかなど政策の展開が十分か、財政を通して見極めることが大事と思いました。
なんでも相談会のお知らせ
〇日時:3月7日(木)午後1時~3時 ※暮らし、福祉、環境、法律問題など
〇会場:共産党議員団控室(市役所議会棟1階)
一人で悩まず何でもご相談を!
〇相談受付:金平市議、高瀬市議 ※電話相談は20-1544