中津川市の公立小中学校、公立幼稚園では、明日(3月3日)から25日まで休校の措置を取っています。公立保育園は通常通り保育。阿木高校は2日~26日休校。
児童館や子育て支援センターなども休館。
恵那市では、2日から26日まで休校。こども園は全校開園。
大井町と長島町以外では、各地域のコミュニティセンターを活用し、午前8時30分から午後4時まで居場所を提供するようです。
大井町・長島町では、大井小学校・大井第二小学校・長島小学校で教室を活用し、午前8時30分から午後4時まで居場所を提供するようです。
卒業式は卒業生と親のみなど規模と内容を縮小して開催するところもあるようです。
今回の休校により、学童保育関係者からは、「ただでさえ人手不足なのに、朝からの指導員の確保に苦労している」
共働きの母親からは「こんなに長期間預ける場所もない、休むしかない、遊び場もない。どこに行くにも、子どもを連れて行動することに気を遣う」
「小学校は休校でも、保育園は通常保育なのは意味がないと思う」「濃厚接触は保育園のほうがリスクがあるよね」
保育園・こども園関係者からは、「感染予防のため、検温してから子どもを預かります。
園内に入る前に実施するので親さんからの聞き取りも正門前!
暖冬といえど吹きさらしの正門前は寒い!」
「少人数なら良いけど、大人数の行事はできません。卒園式や合同行事ができない!」
「卒業文集も援助なしではできない状況。小学校が休校になったから臨時雇用の職員が休む=正規職員のシフトはきつくなる。人手不足倍加で、休日が殆ど取れない。」
放課後デイサービスの現場では、「学校休校に伴い、午後の開始だった勤務は朝一番からの開始。障がいを持つ子への配慮から家で様子見というケースも増えており、預かる子どもの数も日によって違う。でも開かなきゃいけない。働いている人、ご家族のストレスは大きい。」
「テレビで見た話では休校だからといって暇なわけじゃない。2週間に1度の家庭訪問とか、児童生徒の進路相談、教育相談に追われ通常業務より厳しい!」
いずれにしても、「第一に、子どもたちの学業と育ちが心配!」
など、不安、困惑の声が上がっています。
マスクや消毒液、トイレットペーパーなどの消耗品も品薄で確保に苦労しているとの声も。
トイレットペーパーなどはじゅうぶんな量があるとのことですが買占めが発生しているようです。
急な発表により、休業補償もない現状では、このような混乱も当然です。
今必要なのは、具体的な休業補償、医療の十分な検査体制などの早急な対策です。
学童指導員・保育園・子ども園の保育士の援助も必要です。