6月議会で次のように質問しました。(その2)
境きんご 放課後児童クラブの社会的な役割の重要性が再認識されました。緊急事態宣言の下でも働き続けなければならない保護者を支えるために、感染リスクを感じながら、子どもたちのお世話を頂いた皆さんに、ふさわしい支援があるべきと思います。
学校が休校になっているのに、三密を回避しにくい放課後児童クラブで責任をもって子どもたちを預かれるのか、との心配の声が支援員の皆さんからも、その家族の皆さんからもあったと聞いています。感染対策のために要した新たな経費や、長く続いた休校措置に伴って生じた想定外の人件費については申請に基づいて措置されるとの事ですが、介護・福祉事業の従事者の皆さんに支払われるような感染対策支援の交付金を支給できないでしょうか。ぜひ検討ください。同様のことは民間の幼稚園や、保育所で働く皆さんについても言えます。支援を考えるべきでないでしょうか?
構教育委員会事務局長 放課後児童クラブでは子供たちの居場所づくりや保護者の就労支援のために、保育所や認定こども園では保護者の就労による保育の必要性のために、厳しい環境の下ではありましたが、受入れを行ってきたところであります。
介護施設等に勤務する職員への交付金は、これらの施設は、感染による重症化リスクが高い高齢者に対し接触を伴うサービス提供が必要となることから、その施設の職員に支払われるものであります。
一方、放課後児童クラブや保育所等は、あくまでも子供たちが集う児童福祉施設であり、感染による重症化リスクの高い利用者が想定されていないことから、現時点においてそこに従事する職員への支給は考えていません。