子供のインフルエンザ予防接種に助成を

2020年08月21日 00時00分24秒 by

新型コロナウイルスの感染拡大が広がっています。今年の冬は、インフルエンザの感染と二重になって大変なことになるのではないかという心配が、マスコミなどでも指摘されています。

砺波市では現在のところ新型コロナウイルスの感染の報告はありませんが、いつ現れるか心配だという声が聞かれます。

これから冬を控え、コロナ感染への不安が広がっているもとでのインフルエンザ流行が混乱を引き起こすことは十分に予想されます。

現在、砺波市において65歳以上の高齢者と60歳以上の特定疾患を有する人に対しては、インフルエンザ予防接種に助成があり、インフルエンザにかかると重病化しやすい高齢者にとってはありがたい制度として定着していますが、子ども達を対象とした助成制度はありません。このことから、お母さん方から、ぜひ支援してほしいという声が寄せられていました。

県内で7市町村が予防接種に補助

調べてみると、富山県下では小矢部市と滑川市では1回の接種に2000円の補助を中学3年生までしており、接種率が上がり、休校する学級数も少なくなるなど大きな成果が上がっています。また、立山町では高校3年生まで補助し、1回3000円の助成を行っている自治体もあります。

インフルエンザ予防接種に何らかの助成・補助を行っている市町村は7自治体に及んでいます。

子供が多いほど負担が重くなる(小学生までは2回の接種が必要)実態があり、砺波市でもこのような制度が実現すれば大きな子育て支援になります。

「子どものインフルエンザ予防接種に補助を求める会」が署名活動を開始

新型コロナウイルスが猛威を振るう今こそ、この助成をしてほしいと「子どものインフルエンザ予防接種に助成を求める会」が結成され、砺波市長と市議会議長に請願書と署名を届けようと取り組みを始めています。

読者の皆さんも署名にご協力ください。

前の記事

細菌性の病気ではありません!犯人はスズメです。【きんごの日誌・2020年8月7日】

「境さん!早稲の穂が白くなっとるけど、あれどんな病気け?それとも虫かなんかけ?」と昨日、知人から指摘を受けて「えっ!うちの田んぼけ?」と慌てて確認...

次の記事

砺波市が中学生に対し インフルエンザ予防接種助成

富山県が乳幼児から小学生まで助成を決定したコロナ対策に合わせ 8月26日開かれた砺波市議会議案説明会で、砺波市は市内の中学生に対して今年度限りで1回...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このページをシェア