8月議会報告(2)インフルエンザ予防接種補助を恒常的に

2020年09月11日 00時02分49秒 by

8月議会 9月8日の本会議で新型コロナウイルス関連を中心に質問しました。(2)

境きんご コロナ禍でのインフルエンザの疑われる患者への対応は、医療機関にとっても介護や子どもたちに関わる施設にとっても、これまでにも増して緊張の強いられるものになると考えられます。

そういった事態に備えるという意味で、今回、県や砺波市がインフルエンザワクチンの子どもへの接種に補助をするという施策を示された事を大いに歓迎したいと思います。子どもたちへの予防接種は、子どもたちやその家族の健康を守るうえでも、保育所や子ども園、学校などの社会的な役割を維持するうえでも、きわめて重要だと考えます。

そのうえで要望したいのは、県の小学生への補助や当市の中学生までの補助は今年度限りとなっていますが、この補助を今年度限りの施策にしないでいただきたいという事です。

令和元年12月定例会で質問した際には、子育て支援策として位置付け今後の課題として捉えるとの答弁でしたが、今後というのはまさに今ではないでしょうか。新型コロナウイルス対策として導入した今回を契機に、子育て支援としても位置付けてぜひこれを継続していただきたいと考えます。小矢部市では他市と比べて予防接種の受診率が上がり、学級閉鎖も少なかったと聞いています。中学生までとされた子どものインフルエンザ予防接種への補助を、今後も継続する事業としていただきたいと考えますが、考えをお聞かせ下さい。

助成継続拡大を県にも要望したい

黒河福祉市民部長 県のインフルエンザ予防接種に要する費用の助成事業のうち、生後6か月から未就学児への助成は、次年後以降も継続されると伺っていますが、小学生への助成は今年度限りであり、市単独事業の中学生への助成についても、その財源として国の補正予算の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を充てていることから、現段階では今年度限りとしております。

一方で、次年度以降も、新型コロナウイルス感染症の流行の続くことが予想されることから、小学生のみならず、中学生までへの助成拡大も含めまして、市長会等を通じて県へ要望してまいりたい。

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