8月議会 9月8日の本会議で新型コロナウイルス関連を中心に質問しました。(1)
境きんご 自分がインフルエンザに感染したのではないかと不安になった市民は医療機関とどのように関わるのか、手順を理解される事が必要です。
県は、民間の医療機関や薬局でも発熱などで新型コロナウイルス感染の疑われる患者さんへの対応ができるよう費用を補助するとしていますが、医療現場では感染への危惧や人材の確保、導線をどうするのか、など様々な問題があり、インフルエンザの検査を行う事自体にも、感染のリスクを懸念して消極的な医療機関も少なくないと聞きます。
発熱のある孫について厚生センターに問い合わせたところ、かかりつけ医に相談するように言われ、電話したところ熱のあるうちは受診して欲しくないと言われ大変困ったという話があります。
発熱のある人はすべてPCR検査を受けることになるのか、どこで受けられるのか、厚生センターに連絡してからという事になるのか、市民にしっかり分かるように徹底されることが大事です。
医師会の皆さんとよく相談していただき、インフルエンザ流行シーズンの医療機関のかかり方について、市民に知らせていただきたい、考えをお聞かせ下さい。
PCR検査機関と対象拡大で受けやすくなった
黒河福祉市民部長 現在は、PCR検査体制が拡充し、医師の判断で検査を受けることが可能となっています。検査実施機関も医師会の協力で、県内4つの医療圏全てで「地域外来・検査センター」が設置され、更に検査対象を発熱が続く人や、濃厚接触の疑いのある人の他、感染者が多発したり、施設等でクラスターが発生している地域では医療施設や高齢者施設等で、感染者がいない場合でも、行政検査の対象にすることができるよう対象者の拡大が図られています。