「行政手続きにおける個人番号の利用に関する条例の一部改正案」に反対討論を行いました。
境きんご この条例の直接の目的は、砺波市賃貸住宅管理条例による賃貸住宅の管理に関する事務において、マイナンバーを利用して行政事務を簡素化し、申請者・利用者の利便性を高めようとするものです。入居時の実務や、入居後の毎年の収入の状況の提示等が簡易になることは、住宅を利用する市民にとっても望ましい事ではありますが、その利便性がマイナンバーに紐づけして得られる仕組みなので賛成できません。
マイナンバーカードの普及が進まない対策として、今後マイナンバーが様々な行政サービス、民間サービスと紐づけされることが予想され、その度に利便性は増していきますがリスクもグレードアップしていきます。マイナンバー制度を行政に根付かせ、市民の生活に広く浸透させようとする施策の一環なのでこの条例改正には反対します。