11月議会報告(3)希望する市民がPCR検査できるよう財調基金の活用を

2020年12月20日 00時03分00秒 by

11月議会で以下の質問を行いました。(3)

境きんご 今議会で、65歳以上の高齢者や基礎疾患を持つ人が希望すれば、PCR検査を受診できるとする予算案が提出されました。市から、希望すれば検査が受けられますと市民に呼びかけられることは、大きな前進だと思います。同時に、PCR検査の受診には高額の負担が伴うため、本来は国が全額負担し、不安のある人は、お金のことを気にせずに検査を受けられるようにすべきですが、国がふさわしい役割を果たさない現況のもとでは、PCR検査の受診に格差が生じないように、市が相応の負担をして、安価に受診できるようにすることは必要ではないでしょうか。

また、行動の範囲が大きく感染の機会を多く持つ、65歳以下の元気な層の人たちが、無症状のまま気づかずに、重症化しやすい人たちに感染させてしまうことを防がなければならないと思います。

無症状者への積極的なPCR検査の実施は、既に全国の幾つかの自治体で様々に取り組まれています。希望すれば誰でもPCR検査を受診できるようにする、そのための体制や財政の裏づけを国、県に強く求めていただきたい。必要であれば財政調整基金の活用も考えていただきたいと思います。

福祉市民部長 今後の国の体制整備や財源確保について、動向を注視してまいりたい。感染症対策は基本的に国の事業であるので、基金の活用は予定していない。

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