11月議会報告(1) 医療・介護施設等への入院・入所前のPCR検査を

2020年12月20日 00時01分50秒 by

11月議会で以下の質問を行いました。

無症状感染者を補足する検査網が必要

境きんご 新型コロナウイルスの感染は再び全国的に拡大し、連日記録的な数の感染が広がっています。砺波市での感染の報告もあり、コロナ禍のもとでどのように日常生活を送るか、市民にとって改めて重要な問題として提起されています。

私は同時に、コロナ禍の下でも必要な活動はちゃんと行える、必要な人の行き来も行えるように日常を構築していくことも重要だと考えます。そのうえで積極的なPCR検査の実施が決定的に重要です。症状があり感染が疑われる人の判定のための検査はもちろん必要ですが、無症状の人が知らぬ間に感染を広げていくことを防ぐための検査網を構築していくことが肝要です。この11月16日時点で、医療機関での院内感染が349件に達し、高齢者・障害者などの施設での感染は401件に達していると報告されていますが、人の出入りの際の発熱チェックや消毒などの対策は当然取られていただろうと考えられるところでの発生であり、症状の無い人が感染を広げるのを防ぐ手立てが極めて重要だと考えます。

医療・介護施設等への入院・入所前のPCR検査を

そこで一つ目の要望です。今議会の補正予算で、総合病院への計画入院患者には事前にPCR検査を受けてもらうための予算が計上されています。病院を集団感染の発生源にしないための重要な手段だと考えます。

私はこのような手立てを、集団感染のリスクの高い介護入所施設でも一般化すべきではないかと考えます。現在はどうなのか特別養護老人ホームにお聞きすると、直近の二週間に本人や家族の様子に感染の疑いはないと判断できる場合に入所としているが、検査を実施していないという事でした。発熱や咳、倦怠感等の症状があるか無いかで判断されているようですが、もしも無症状の感染者の方だと、感染力を持ちながらの入所となってしまいます。重症化しやすい人達が生活しておられる施設なのでその影響は大きいと考えます。検査で確認してからの入所という事が一般的になれば、入所する方も受け入れる方も安心感が格段に増すと考えられます。

8月に厚労省から、「新型コロナウイルス感染症に係る行政検査に関するQ&Aについて」の事務連絡で、「医療機関や高齢者施設等においては、クラスターが発生した場合の影響が極めて大きくなることが考えられます。施設内における新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、幅広く行政検査を実施していただくことは可能ですので、適切に実施いただくようお願いいたします。」と検査の積極的な運用でクラスターを未然に防ぐことを推奨しています。

問題は、当市が感染者やクラスターが多発している地域とみなせるかという事だと思いますが、感染は、再び全国的に広がっており、この地域は大丈夫と言える所はありません。これらの施設では当県での感染者の報告の無い時から、入院患者、入所者との面接は家族であっても原則として禁じられていました。外からのウイルスの侵入を防ぐための厳しい手段ですが、であるならば新規の入院・入所者に対するPCR検査は必ず行われるべきではないでしょうか?

これらの検査を一般的に行政検査として行えるように国・県に強く要望していただきたい。

福祉市民部長 市立砺波総合病院では、感染症指定医療機関として新型コロナウイルスの院内感染を防ぐことを目的に、今月から全ての入院患者に対し、入院前のPCR検査を県と連携し行政検査として実施しているところであります。

本市では、今のところ幸いに感染者が多数発生したり、施設等でクラスターが発生したりしていないことから、高齢者等施設での入所前のPCR検査は実施されておりませんが、こうした医師等の判断により、入院・入所前検査を行政検査として実施できる制度については、国から県を通じ各施設等に対し、既に通知されているところであります。

市といたしましては、本制度が今後も広く周知されるよう県に要望するとともに、市内施設等への周知徹底に努めてまいりたいと考えております。

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