長年にわたり港区の党活動や民主運動、そして愛知の活動を支えてきた田中久幸さんが12月15日、78年の生涯を閉じました。心からご冥福をお祈りいたします。 酒と笑顔と大声が印象的だった田中さん、豪放さと繊細さを併せ持っていた田中さんを私たちは親しみをこめて「久(きゅう)さん」と呼んできました。
久さんは1942年(昭和17年)広島県生まれ。父親は戦死し顔も覚えていない、とよく話していました。 戦争と不正を強く憎み、弱い立場の人にはとことん優しい彼の活動の原点です。
私は候補者や議員としての活動はもちろんですが、現職で落選したときの心がまえも教えてもらいました。
名古屋港の諸問題や公害と環境の問題など、久さんから学び議会で質問してきたことも多々あります。
まだまだ学ぶことがたくさんあったのに、ほんとうに無念でなりません。
あなたの意思を引き継ぎ、憲法と平和を守り抜き、この港の地に日本共産党の灯をともし続けていきます。 一杯やりながら、どうぞ見守り続けてください。
田中久幸さんを偲ぶ
2020年12月24日 17時15分09秒 by 山口 清明