我が家の仕事始め【きんごの日誌・2021年1月6日】

2021年01月07日 00時00分00秒 by

思い通りに今日からはじめられたことに感謝したいと思います。

というのも昨年末に立て続けに機械の故障が続いたのです。まず最初は除湿器。丸髷にした麺をしっかり干し上げるために10日間ほど乾燥室に置くのですが、そこにある除湿器が毎朝、霜だらけになってそれが溶ける時に水がオーバーフローになって床板を通り抜け一階に雨漏りのようにポタポタ。それを繰り返すようになったのですがなかなかメーカーの職員に来てもらえません。家庭用の除湿器二台を持ち込んで凌いでいたのですが、ようやく来てくれたメーカーからは「買い替える方が良いです。」

慌ててネットで注文してどうにか安定軌道に復帰、と思ったら今度は干場のボイラーの火が着かなくなりました。ハサに吊るした麺を半乾きにするために、暖風を送るのですが、それができなくなりました。仕方が無いので家じゅうから3台のファンヒーターを投入しましたが、めっちゃ時間がかかります。第一レンタルからブルーヒーターも借りてきましたが、いつもの量はとても作ることができません。

しかもです。このボイラーは33年まえに購入したのですが、いまや部品どころか新品の完成機も無いのだとか、欲しかったら今から製造するから2月の中旬以降まで待つべし、なんだそうな!?いくら何でもそんなには待てない!

似たような暖房機を使う職業はないかと考えた挙句、チューリップの切り花の温室が閃きました。切り花を手掛けていた知り合いの生産者に問い合わせると「うちにあるわ、見に来られ」と言っていただきました。拝見すると大きさといい使い方といい、とても上手く合いそうな気がしてなりません。「使わないからいいよ」と言っていただいたので、「今日が年内最後の仕事日だ」という配管屋さんに無理に来てもらいました。「年越しの大雪前に運んだら」の提案に従い試してみるとバッチリうまくいきそうです。良かった~!

というわけで本日の仕事始め、問題なく終了することができました。有り難い事でした。

前の記事

アシツキ素麺試食会【きんごの日誌・2020年12月23日】

23日の午後1時から試食会を行うので空けておいて欲しいとの依頼が、経澤さん(郷土料理研究家)から二週間ほど前にありました。例の万葉集にあるアシツキ...

次の記事

除雪!【きんごの日誌・2021年1月11日】

必死で除けました。そのため申し訳ないほどすっきりとしました。 この数日、あまりの積もり方です。途方に暮れているお宅もあるのではと思うので、「何を自慢...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このページをシェア