名古屋市の新規コロナ感染者は1月7日に177人と過去最高に。とくに医療機関、高齢者施設の集団感染は深刻です。愛知県では5日現在集団感染は27あり、うち21が医療・高齢者施設です。市内の感染症対応の中心である市立東部医療センターも含まれています。
重症化リスクの高い医療、介護・障害施設等への社会的検査を直ちに実施するよう、党市議団は8日に市長へ申し入れました。
昨年12月から1月3日までの救急搬送は、外出自粛の影響か、外出先での搬送件数は前年の85%ですが、複数の医療機関でも入院先が見つからない「搬送困難事例」は昨年の2倍に。コロナ感染ではない市民の救急搬送もピンチです。
山口きよあき、くれまつ順子前市議らは、申し入れにあわせて市民から寄せられたPCR検査の拡充を求める署名を提出しました。
無症状の感染者を把握、保護、追跡するための、社会的検査の実施が急務です。 緊急事態というのなら、市民と飲食店に自粛を求めるだけでなく、行政の責任で検査と医療の体制を抜本的に拡充することこそ必要です。
いまこそ社会的検査を!
2021年01月15日 15時41分56秒 by 山口 清明