2021年1月20日付北日本新聞の報道によれば、1月19日に富山市内で開かれた「ワンチームとやま」連携推進本部の初めての会議で、県が新型コロナ対策として2020年度に実施する小学生のインフルエンザ予防接種の助成を巡り、夏野修砺波市長が、「1年でやめるというのは、ないんじゃないか。しっかりと検討してもらいたい」と21年度以降も継続するよう求めたとのことです。
同報道によれば、県が事前に要望を尋ねたところ、高岡、射水、魚津、氷見、黒部、砺波、小矢部、南砺、朝日の9市町が助成の継続と対象の拡充を求めていたにも関わらず、県は文書で「当初の予定通り、20年度限りの対応としたいと考えている」と回答していたとのことです。
助成は新型コロナとの同時流行を防ぐため、20年10月から21年1月の接種分で実施され、対象は生後6カ月~小学6年生で、未就学児への助成は21年度以降も継続する一方、小学生は20年度のみの特例。
私は8月議会の質問で、助成の恒常化を訴え、12月にはインフルエンザ予防接種の助成を求める市民団体の1000名を超える署名の提出に同席しましたが、多くの市民の思いが市長にも届き、政治を動かしているのではないでしょうか。更なる展開を期待し、働きかけを続けたいと思います。
子供のインフルエンザ予防接種に補助を求める署名 砺波市長と市議会議長に提出