3月11日午後ルビットタウン前にて、中津川市の市民団体の合同主催で、原発反対・再稼働反対の集会とデモが行われましたので取材しました。
東日本大震災から10年。14時46分に中津川市のサイレンを鳴らしてくれたことで、
通行する人の関心が多かったように感じられました。
東日本大震災は2万2千人(関連死を含む)を超す死者・行方不明者を出す未曾有の大惨事でした。
大地震・津波に加えて東電福島第一原発の事故が地域住民に大きな苦痛を与えました。
災害リスクを考えずに作られた「安価・安全神話」は一瞬にして崩れ去りました。
いっこうに進まない復興、原発に故郷を追われ、いまだに避難生活を強いられている人たちが4万人以上います。私たちはこの事実を風化させてはなりません。
中津川市、恵那市にも震災直後は東北から一時的に避難してきた人々がいます、時が経ち、帰郷、更に全国に移住した人や、そのまま定住した人、東日本からも避難・移住してきた人もいます。
全国にもまだまだ様々な支援を必要としている人たちがたくさんいるにも関わらず、菅政権は、国が決めた「10年の復興期間」の終了にともない、支援策を縮小・打ち切る方向を打ち出しています。
そして政府はいまだに国のベースロード電源は原子力と決め30年後には脱炭素社会を強調しますが脱原発には正面から向き合おうとしません。
SDGs(持続可能な開発目標)は地球温暖化を止め次世代にたった1つの地球を手渡すこと。すべての人間が幸せに暮らせる社会をつくることが目的です。
放射性物質のチリに怯えて暮らす人がいてはいけないのです。
原発再稼働を止め、安心安全なエネルギーに転換を。
今度の総選挙で菅政権を倒し、化石燃料や原子力を使った発電から、再生可能エネルギーを使う発電がベースロード電源となる政府をつくりましょう。