新型コロナワクチン どこの医療機関に行けばいいのか丁寧な周知を!一人暮らしの高齢者への支援を。集団接種の日程は?新型コロナ後遺症の相談窓口設置を!
【共産党市議団が市長に緊急要請】
高齢者への新型コロナワクチンの接種について、対象者全員に「接種券」等が発送されていますが、高齢者からは「どこで接種を受けたらいいのか分からない」などの疑問や苦情が多く聞かれます。共産党市議団は円滑なワクチン接種を求める立場から4月30日、高橋市長に緊急要請を行いました。
- 接種医療機関の一覧表を同封してほしかったという意見が聞かれる。自治会の回覧板で接種についての情報が提供されているが、医療機関の一覧は裏面に表示されていて、見落としたという声もかなり聞かれる。今後、予約の際に、どの医療機関に行けばいいのか、丁寧に周知すること。
- 予約電話が殺到し、つながらないという事態が想定される。十分な体制を確立すること。
- 介護サービスにつながっていない一人暮らし高齢者へのサポート体制の構築を急ぐこと。
- 県内の多くの自治体では集団接種の開始日が決まっているが、高岡市での検討状況の提示を。
- 医療従事者への接種の進捗状況と今後のスケジュールの提示を。
- 新型コロナ後遺症への対応について
新型コロナウイルスの後遺症とみられる症状に苦しむ人がふえている。休職となったり、解雇や退職に追い込まれる人も出ている。東京都墨田区では、3月から後遺症の相談窓口を設置した。区内の医師会と連携し、相談窓口から診療所へつなぐ仕組みとして歓迎されている。県と連携した相談窓口の設置を検討すること。
※全国では、接種場所へ行きたくても行けない高齢者のために、タクシー会社等と連携している事例も生まれています。行政側の努力と工夫が求められます。
下伏間江福田線・立体交差整備事業 総工事費は49億円。財源の45%が市債であり公債費肥大化の要因。今回の契約変更で事業費が6000万円増大し市債が2700万円増えるが、財政規律を保持できるのか?
4月21日の臨時市議会本会議で金平市議は、京田地内で実施されている「下伏間江福田線・立体交差整備」工事の契約変更で、工事費がふくらむ問題で、上記の質問を行いました。赤坂都市創造部長は「地質調査の成果をふまえ、当該工事で発生した土砂を他の工事現場で利用できるものと考え、工事費を縮減することとしていた。しかし、実際に現地で掘削したところ、設計時点で想定した土質より状態が悪いことが判明し、結果として残土処分費を増額することになった。今後、予定している2期工事では、土質の状態をはじめ、1期工事で得られた知見を生かし、施工方法を工夫、改善し、財政規律の保持を念頭において工事費の縮減に努めたい」と答えました。
金平市議は工事の安全管理に万全を期すること、市財政の再建のため、道路新設を最大限抑制し、今後は道路の維持・補修に重点を転換するよう求めました。高瀬市議は、契約変更による工事費の増額に対して、工事費がふくらむ一方で「コミュニティバスが廃止され、公共施設の使用料が値上げされ高止まりし、市民の負担を強めている」と指摘し、反対討論を行いました。
何でも相談会のお知らせ 日時:5月24日(月)午後1時半~3時 会場:共産党市議団控室
受付:金平市議、高瀬市議 ☎20-1544 ※コロナ禍の下での暮らしの問題等、何でもご相談を。
第942号 2021年5月13日