5月11日、日本共産党岐阜県委員会准県委員の三尾圭司さんは、中津川市の加子母、付知、坂本地域で街頭宣伝を行い、坂本地域では、リニア車両基地建設予定地を視察し、地元住民の声を聴きました。
リニアトンネル掘削による発生残土処分場を、坂本地域の農業用ため池上流に建設しようとしているJR東海。ここは、昔の湿田で軟弱地盤であること、盛り土の造成が困難であること、その盛り土は全国でもまれな大量な要対策土(汚染残土)。JR東海は遮水シートで封じ込めるといいますが、永久的な環境負荷を残す遮水シートのみでは安全性に不安があること、その要対策土(汚染残土)の検査のずさんさが明らかになっていることなど、地域住民の不安の声を聞き取りました。
三尾圭司さんは、コロナ禍でこれだけオンラインが普及し人口減少していく中でなぜ今、巨額な予算を投入し環境破壊しながら崩落事故で死亡者まで出しながら計画が遂行されていくのか疑問があるとし、リニアは莫大な電気を消費することや地震が起きた場合の問題もある、このまま進めるわけにはいかないと訴えました。