4月13日、中津川市と恵那市にて、党愛知県副委員長のすやま初美さんを囲むつどいを行いました。
中津川市では木下律子市議、田中愛子市議、恵那市では猿渡南江市議も参加し、つどいのあとは市内で街頭宣伝を行いました。
「つどい」は一問一答の対話形式で行いました。すやま初美さんの回答の一部をご紹介します。
党に寄せられる質問でよく出るのは、「共産党は政党助成金をなぜ受け取らないのですか?もらって寄付したらどうか?」というものです。
すやま初美 党愛知県副委員長は、「貰わない理由は3つあり、①国民ひとりあたり250円、総額315億円が、自分が支持していない政党に強制的に配られてしまうという強制カンパ、これは私たちは憲法に違反すると言っている。②政党を堕落させてしまう。国からの税金に依存してしまう。国会議員が何もせずイスに座っているだけでも政党助成金として月100万くらい貰える。共産党が貰うとしたら約11億円。今、全国で収入が少ない人も含めて少しでもと皆さんから寄せていただいている個人カンパ、これが約80億円。政党助成金を貰うよりも多くの額、共産党を応援したいという皆さんに支えていただいている、こうした草の根で財政を支えていくことが私たちは重要だと思っている。③政党助成金は必ず廃止させなきゃいけないと思っている。その時、どの政党もみんな貰っていたら、廃止できない。共産党も貰っていない、貰わずにやっている、だから廃止できるんだ。ということをうったえている。共産党が廃止しようと言い続けることができるのは、企業団体献金も、政党助成金も貰っていないから」と答えました。
もう一つ、よくある質問は、「共産党は中国や旧ソ連の悪いイメージがある、党名を変えたら良いのでは?」というものです。
すやま初美 党愛知県副委員長は、「日本において、102年同じ名前の政党は共産党しかない。戦前から共産党がうったえてきた、「この戦争は間違っている」「主権者は国民なんだ」とうったえ続けた先輩たち、そのことにより命まで奪われた、しかしそれが戦後今の日本国憲法に実った、この歴史的な背景からもこの名前を大切にしている。
共産主義の魅力は、①資本主義のゆがみ儲け最優先主義からの自由②働く時間を短くして、自由な時間をつくって、その中で私たちがもっている力・今の社会じゃ発揮できなかった力がどんどん発揮されて人間の全面的な成長・自由に発達できる社会③中国や旧ソ連は経済が発達してない、民主的な議会でない、識字率が低いときに革命を起こして社会主義共産主義が一気に進んだ歴史を持っている。だけど日本は違う。資本主義が発達して、人間の自由、民主主義や豊かな個性、生産力を発展させてきた日本のなかで目指す社会主義共産主義では、中国や旧ソ連が起こした失敗は起こりえない、と紹介。
共産という名前自体は、語源は悪くない。コムニス・コミュニズムという語源は、地域のコミュニティセンターと同じ。
今ヨーロッパやアメリカなどでは共産主義のブームが起きている。特に18~35歳の過半数が資本主義より社会主義共産主義の経済体制を好むと調査結果が出ている。なぜかというと、若い世代は、今の資本主義社会は格差や貧困が止められない・気候変動が止められない、儲け最優先、私たちから奪っていく収奪のシステムだととらえている。この変化は日本でも。今劇的な変化が起きている。皆さんと一緒に若い世代のなかでもベテラン世代のなかでも、共産主義の誤解や偏見を払拭していきたい」と答えました。
その他、ジェンダー平等社会とは?の質問には、「男らしく女らしくじゃなくて、あなたらしく生きられる社会をつくろう」と答えました。