わずか4人の公開討論【となみ赤旗読者のひろば・2017年4月2日_その②】

2017年04月02日 07時11分50秒 by

砺波市議選を前に、立候補予定者の公開討論会が3月25日砺波市文化会館で開催されました。出席者は4人で、目指す議員像や今後の活動について、境きんご氏は「市政のチェック役を果たす。政務活動費の使い方の見直し、市民の声を議会に届ける」、堺武夫氏は「提案型の議会で、市民への説明責任を果たす」、桜野孝也氏は「まちづくりは人づくり、地域の人材が大事だ」、宝田実氏は「市のおかしいことはおかしいと言い、未来の希望を語るのが市議の本質」と語りました。

全員協議会で欠席を決定

この公開討論会は、市内の若手経済人らでつくる実行委員会が、立候補予定者の人となりを知ってもらおうと全立候補者に呼びかけましたが、現職議員は、昨年の12月市議会の全員協議会で「忙しいから」という理由で全会一致して不参加を決めました。その結果、4人のみの参加となりました。砺波市の市政に責任を持つ二元代表制の一方の議会は、討論が一番大切な場所です。その議会が、たとえ全員協議会という場であっても、討論の欠席を決めるとはどういうこと?市民から選ばれた議員として、持論や意見表明を自ら放棄することでは議員としての役目を果たせないのではないでしょうか。

北陸中日新聞も次のように記事を掲載しました。

立候補予定者の出席は四人にとどまり、若手経営者でつくる実行委員会から「人となりや考えを紹介したかったが、残念」との声が聞かれた。 ・・・四人にとどまったのは、市議会が昨年十二月二十二日の全員協議会で、選挙前の多忙な時期で日程的に困難▽一人の発言が数分に限られる▽出席者と欠席者とで不公平が生じる-として全会一致で欠席を決めたため。 ・・・回答を受けた実行委は「一律に欠席を決めるのはいかがなものか。話したい人はいるはずだ」と、立候補を予定する十九人全員に直接要請し、現職二人、新人一人、元職一人が出席した。

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