【共産党が市長に緊急要請】
7月31日、高岡市役所で総合行政情報システムに障害が発生し、本庁舎や伏木、戸出、中田の 3支所、福岡総合行政センターなどで約3時間、市民課や税務、福祉関係の窓口業務が一時停止し ました。(190件の窓口業務に影響発生)
「市役所の窓口業務の一時停止」という住民サービスに直結した重要な場所でのトラブルあり、 日本共産党は8月1日、緊急に高橋市長に対して「総合行政システムの障害の原因究明と再発防止を求める」申し入れを行いました。金平直己市議と高瀬あつこ党・女性部長が二塚市長政策部長に 要望書を手渡しました。
要望項目は次の通りです。
1.システム障害が発生した経緯を示すこと。
2.システム障害発生の原因究明を迅速に行い、市民に対する説明責任を果たすこと。
3.システム障害発生の未然防止のためのチェック体制はどうであったのか検証を。
4.受託業者は委託契約を遵守していたのか検証を。人為的ミスはなかったのか検証を。
5.再発防止策の策定を迅速に行うこと。
①受託業者への指導・監督を強化すること。
②システム障害発生未然防止のためのチェック体制を抜本的に強化すること。
6.マイナンバー関連のトラブルが頻発している。マイナンバーの運用を中止し、制度の廃止に向けた検討を行うよう国に要請すること。
※要望に対し当局からは「原因究明には約一か月かかる」との回答がありましたが、金平市議は 「一か月は長過ぎるのでは。迅速な対応こそ必要。自治体が連携して、受託業者へ強力な指導監督を行うことを提案したい。」とのべました。当局は「検討したい。」と答えました。
(日本共産党高岡市議会ニュース 第771号 2017年8月3日)