高岡市が2020年春の供用開始を計画している総合体育館(仮称・二塚地内)の建設工事について、入札中止という事態が発生しました。また、二上まなび交流館2階宿泊棟の一部が利用休止となりました。
日本共産党はこの二つの問題について8月10日、米谷教育長に対して要望書を提出しました。
金平直巳市議と高瀬あつこ党女性部長が米谷教育長に要望書を手渡しました。
1.高岡市総合体育館建設工事の入札中止について
2020年春の開業をめざしている総合体育館の建設工事に関連して、メインア
リーナの入札が中止となりました。
①入札中止となった要因として、資材の高騰、人手不足、予定価格や工期の妥
当性等が指摘されているが、どう分析されているか、今後の対応について見
解の提示を。
②竹平記念体育館の存続問題について、市民・利用者のこえの把握の状況は。
存続についての現時点での見解は。
2.二上まなび交流館2階宿泊棟の一部利用休止について
このたびの事態は施設の管理運営の根本が問われる問題。①利用者の目線に
立った施設の維持管理体制はどうであったのか、検証を。今日までトコジラ
ミが発生した事例はあったのか提示を。②再発防止に向けた施設の維持管理
の改善策を早急に提示を。
※要望に対して、当局からは「入札中止問題」について「担当部署で検討している」との回答に留まりました。「竹平記念体育館の存続問題」については「スポーツ競技団体から意見は聞いている。結論ありきではない。」との回答がありました。
また、「二上まなび交流館2階宿泊棟の一部利用休止」については「安全を提供で
きるよう努力したい。」との回答がありました。
(日本共産党高岡市議会ニュース 第773号 2017年8月17日)