かつてない深刻な財政危機のなかで、高岡市の新年度予算案等の重要議案を審議する3月定例市議会が3月1日からスタートします。(会期は3月23日まで)
共産党市議団の金平市議は2月21日の議会運営委員会で当面の議会運営について次の4点を提案し、各会派の協力を求めました。
①財政危機問題を主要なテーマとした議会報告会を開催し、財政危機がなぜもたらされたのか、財政危機に至るまで、議会としてどうチェック機能を発揮したのか、これらのことを全会派の責任で市民に説明すること。
②市議会の常任委員会での議案審査にあたり、市長の出席を求めること。
③地方財政問題、地域経済振興問題等の専門家を招き、委員会審査の充実を図ること。
④予算特別委員会を設置して、徹底した予算審議を行うこと。
金平直巳市議の本会議質問の予定項目をお知らせします。
金平市議は、3月定例市議会の本会議と委員会審査で、「市民の暮らし、福祉、教育優先の予算」を求めて積極的な質問と提案を行います。以下に、本会議質問の予定項目をお知らせします。
□「市長の財政運営の失敗のツケを市民に押し付けてはならない」との立場から、コミュニティバスや移動図書館の廃止方針の撤回を。御車山祭りや伏木曳山祭りへの補助金カットの中止を
□中小企業への支援を目的とした制度融資の後退は許されない。制度融資の充実を。
中小企業・地場産業の後継者対策、
□市民説明会で出された高橋市政への市民の怒りを受け止め、市民の声・提案を今後の行財政運営に十分に生かすこと。
□これ以上、高岡市の市の借金を増やさないよう、新総合体育館(78億円)の建設断念を。大型事業の事業費の削減を。
□公共施設の統廃合にあたり、①住民サービスの維持、②防災拠点の確保、③既存施設の長寿命化を徹底することなどの見地の堅持を。
□雪害対策
□教育行政 通学路の安全対策強化、小中学校の普通教室へのクーラー設置など
□コミュニティバスの廃止方針の撤回を。交通弱者対策の抜本的強化を。
□国民健康保険、介護保険事業など