新型コロナ感染症拡大の下での緊急対策についての申し入れ
高岡市長 角田 悠紀様 2021年7月12日 日本共産党高岡市議団 金平 直巳 高瀬 充子
新型コロナの感染が「第5波」とも言われる広がりを見せつつある中で、市民の暮らしと営業を守る課題は一層緊急性を高めています。そこで、当面の緊急対策を具体化されるよう下記の通り要望しますので、善処されるようお願いいたします。
記
- 全国知事会が6月25日の緊急申し入れで、ワクチン供給の減少に懸念を示し、国に対して「責任をもって供給して頂きたい」と求めている。国に対してワクチン供給を促し、本腰を入れたコロナ対策をやるよう要請すること。
- 高齢者施設等への定期的なPCR検査を行い、無症状の感染者を早期に発見し、保護することは感染の封じ込めに極めて重要な意義がある。迅速なワクチン接種との一体的な検査戦略を確立すること。
- 老子製作所の民事再生法適用申請は地域経済の厳しさを如実に示している。コロナ禍の下での中小事業者への経営支援は待ったなしの緊急課題である。中小事業者支援のための持続化給付金、家賃支援給付金の再支給を迅速におこなうよう国に強く要請すること。
- 中小事業者の救済のために、制度融資において返済猶予、保証料免除など最大限の金融支援を行うこと。金融機関、県信用保証協会に対して強力な金融支援を要請すること。
- 中小事業者救済のための市独自の給付金、家賃助成金の支給を行うこと。
- 生活困窮者救済のための市独自の給付金を支給すること。
- 国保税の引下げに向けて9億円の財政調整基金の一部活用を行うこと。
- コロナ禍の下での国民生活の支援のために、消費税の5%への減税を国に要請すること。
以上