6日の一般質問は次のよう。
西尾市との合併が近づくにつれて、町民からの心配の声とともに、新市に向けての具体的な要望が寄せられています。
限られた間であっても、町民の不安や要望に応える協議を尽くし、合併後に引き継ぐことが必要であると思う。
西尾市よりすすんだ施策は、合併とともに見直しが始まるが、良いことは伸ばし、弱点を克服し、
デメリットを解消するよう取り組み、決して町がさびれたり、
不便になることのないような具体的な施策を講じることこが求められている。
①つ 全国的に合併で周辺部の町村が寂れる原因は、支所にとなることで、
予算も決済権限もなくなり、これまでの町にあった仕事が中心部の大手業者に集中していくからである。
一色町にあった大企業が撤退したようなもので、経済効果のダウンは図りしれない。
昨年度、21年度決算では町内業者への発注額(例えば、工事請負費、委託料、印刷製本や備品の発注など)はどれほどの金額となるか。
②つ 西尾市長は「圏域の均衡ある発展を」と繰り返し発言している。
合併するならどの市町も同じように発展すべきだ。
市民サービスはもちろん、施設環境や暮らしやすや基盤整備・学校・保育園に格差があってはならない。
西尾市の公共施設と一色町の公共施設には、整備状況に違いがあるのではないか。
そういう調査をしたか。格差があるなら、均衡をとるべく施設の改善を求めるべきだが。
例えば、西尾市の保育園(年少や遊戯室の午睡の部屋)の冷房設備設置のように、一色町の各園も設置すべき。
また、小学校の各教室に天井の扇風機を設置しないか。今年の夏を思いかえし、前向きな答弁を。
③つ みかわ温泉の敬老会の継続を。
年1回の外出で、久しぶりの会話を楽しみにしているお年寄りのため、ぜひ、継続を。
全市で実施するとどれほどの予算が必要か。
④つ 住宅リフォーム助成制度」の創設を。
全国各地で実施が始まり、秋田県や岩手県宮古市、兵庫県明石市、愛知県蒲郡市など1県158市町村に広がっている。
「リフオーム助成制度」は、工事費の10%、最大20万円補助、地元業者に仕事を依頼したときに限り補助する制度。
住宅リフオームには、関連する業種、大工さんや左官屋さん、畳屋さんに電気屋さん、板金やさんなどなど、たくさんの仕事の需要が、ただちに増え、市の少額の助成金でも、地元にお金が還元され、地域で循環し地域の景気をよくしていく効果がある。
この助成制度ができると「この機会にリフオームしようか」と機運がおおいに盛り上がります。
「畳も変えたい」「壁紙も変えよう」「流し台を新しくしたい」などと広がり、予想を超える波及効果に各地の市当局自身もびっくりしているそうである。
など6点を質問しました。
町長の答弁は、随時、報告します。