20日
12月議会の最終日。その後、臨時全員協議会が行われ,
旧北部保育園の跡地について説明があった。
跡地を大字対米に売却するというもので、
・土地代金は 1376万5千円
・建物解体代金が 478万8千円
差し引き 897万8千円で売るという説明があった。
町の財産である土地を民間に売却する場合、
土地代金から建物解体費用を差し引いて売却することも理解しがたいが・・・。
さらに理解できないのは、解体金額である。
町は、4社からの見積もりをとった。
A社、493万5千円
B社、487万2千円
C社 472万5千円
D社、462万5千円
当然、解体費用として大字対米に支払う金額は、最低価格の462万円かと思えば、
平均の478万円だという。
まったく納得できない話である。
杉江、斉藤、前田の3議員が質疑を繰り返した。
町長は「妥当な金額」と繰り返すが、まったく説得力なし。
やがて町長は、「対米にうらみでもあるのか」と発言。
議長が「今の発言は撤回してほしい」
町長は「撤回します」
と、こんなやりとりがあった。
あくる日
さらに残念に思った。
町長自身のブログでは
「北部保育園跡地の大字対米に対する売却について最終的な報告。価格設定について繰り返し質問。私から説明することもなくなったので、「対米に恨みでもあるのか」と聞いたら、取り消せとのことでアッサリ取り消す。議会議決案件ではないのに丁寧に説明してきたのだが。」
と書いてあった。
発言の撤回とか取り消しというのは、
自らが、自分の発言の過ちを認めて、反省して取り消すことだと思うのだが、
町長のブログを見るかぎり、反省したとは思っていないようだ。
このことに、一言の発言もしない町長派議員は、
どう思っているのだろうか。
「妥当」だと思うのか、「おかしい」と思うのか・・・。
議員は発言してナンボである。