ウサギとカメ

2011年01月08日 21時22分00秒 by

8日
年もあけ、いよいよ春には選挙。
後援会の役員会や総会が、この連休中にも行われるところもあるとか。

選挙が近付くと後援会の会員の勧誘が始まり、
部内資料という後援会の内部文書が不特定多数に頒布され、
会員の拡大活動を通して支持を広げるという、選挙活動と表裏一体の運動が活発になる。

また、にわかに、あることないこと、
事実に反する宣伝や批判なども聞こえてくるようになってきた。

合併で一色町の選挙も最後ということなら、
「これこそ公明正大な選挙」と言えるような堂々した論戦で戦えないものか。

とかく、人の話が気になるものだが、
こんな話を聞いたことがある。

今年は、うさぎ年。
「ウサギとカメ」の話で、なぜウサギは負けたのか。ウサギは、なぜ頂上で休まなかったのか。

それは、
ウサギはカメを見ていた。だから「カメは、のろいから昼寝してても大丈夫だろう」と考えた。
早く走れるんだったら、頂上で寝ればよかったのにだ。

しかし、カメはうさぎじゃなくて山の頂上を見ていた。
ウサギが速かろうが休んでいようが、相手じゃなく頂上・目標を見て一歩一歩、歩みを進めていた。
結局、勝った。

「ウサギは相手を」、「カメは目標を」——みていたものが違うというわけで、
これが勝敗を決したというわけだ。

選挙にも通じるものがあると思う。
人のことを気にせず頂上めざしてがんばりたい。

副町長という常勤特別職公務員が立候補を表明し、
現職のまま後援会活動を展開することの是非が、
町内でも話題になってきた。「公務員とは」「地位利用とは」改めて私見を述べたい。

みなさんは、どうお考えですか。ご意見をお聞かせください。

前の記事

議会報編集委員会

6日午前10時から議会だより編集委員会。それぞれ担当するページを分担。今回の議会報は合併により廃刊となることから特集を組んだ。町議会の歴史のページ、...

次の記事

世間の風は暖かい

1月の連休が終わった。みなさんは、どんな風に過ごされんでしょうか。 寒い日が続いたが、各地の災害地と比較すれば、この地域はおだやかだったといえる。成...

このページをシェア