8日
年もあけ、いよいよ春には選挙。
後援会の役員会や総会が、この連休中にも行われるところもあるとか。
選挙が近付くと後援会の会員の勧誘が始まり、
部内資料という後援会の内部文書が不特定多数に頒布され、
会員の拡大活動を通して支持を広げるという、選挙活動と表裏一体の運動が活発になる。
また、にわかに、あることないこと、
事実に反する宣伝や批判なども聞こえてくるようになってきた。
合併で一色町の選挙も最後ということなら、
「これこそ公明正大な選挙」と言えるような堂々した論戦で戦えないものか。
とかく、人の話が気になるものだが、
こんな話を聞いたことがある。
今年は、うさぎ年。
「ウサギとカメ」の話で、なぜウサギは負けたのか。ウサギは、なぜ頂上で休まなかったのか。
それは、
ウサギはカメを見ていた。だから「カメは、のろいから昼寝してても大丈夫だろう」と考えた。
早く走れるんだったら、頂上で寝ればよかったのにだ。
しかし、カメはうさぎじゃなくて山の頂上を見ていた。
ウサギが速かろうが休んでいようが、相手じゃなく頂上・目標を見て一歩一歩、歩みを進めていた。
結局、勝った。
「ウサギは相手を」、「カメは目標を」——みていたものが違うというわけで、
これが勝敗を決したというわけだ。
選挙にも通じるものがあると思う。
人のことを気にせず頂上めざしてがんばりたい。
副町長という常勤特別職公務員が立候補を表明し、
現職のまま後援会活動を展開することの是非が、
町内でも話題になってきた。「公務員とは」「地位利用とは」改めて私見を述べたい。
みなさんは、どうお考えですか。ご意見をお聞かせください。