8日
佐久島での合併説明会。
西尾市との合併を控え、制度がどうなるか。
各小学校区と公民館で説明会が行われる。
今日は、佐久島。
説明する側の職員は約20名、議員7名、島の人は30人強。
寒い夜でありながら、たくさん集まってくれた。
もし、合併後「語る会」がなくなれば、このような会合は最後かと思うと、少し…感慨深い。
ひととおりの説明後、出た質問は、
・合併後、高齢者福祉カード(渡船料100円引き)が廃止される。
介護している親と付き添いとも、福祉カードを利用してきたが、廃止では負担が大きくなる。
合併で廃止するのでなく、続けられないか。・・・・(答)廃止される。
・確定申告は合併後も、島で行えるか・・・(答)現在、結論はでていないが、協議の方向は難しい。
・現在、渡船の最終便にはバスが接続されていない。
合併後、西尾市の「くるりんバス」が、と船場にも運行されれば不便が解消されるが。
…(答)合併で、すぐバスが走ることはない。合併後、公共交通のあり方を協議することになっている。
・福祉タクシーチケットが交付されることになるが、島では利用できない。
島の高齢者が診療所に通うのに不便をきたしているが、活用の方法はないか。
…(答)医療機関へタクシーを使うときだけに限られており、ご理解を。
また、福祉医療制度の利用者への渡船料補助制度が利用されていないことが明らかにされ、
制度の周知が不徹底であることも露呈するなど、説明員がたじたじする場面もしばしば。
合併後どうなるかの説明会より、佐久島特有の問題点を考えあったり、
福祉制度をわかりやすく紹介する場を設けることのほうが必要なくらいだった。
合併後の島の基盤整備や島の福祉・医療・介護対策を今後どうすすめるか、ますます重要課題になっている。