10日
南部小学校での「合併説明会」
参加者は何人だろうか?
誰もが「少ないなあ…」と思ったに違いない。
一応の説明が終わったあと、質疑に入った。
司会者の苦労のもとで、質疑する人もあったが、
「活発」というより「低調」としかいいようがない。
職員は「たじたじ」でなく「たんたん」と回答をこなしていた。
決まったことを報告する「会」ほど、つまらないことはないのだろう。
もし、「説明会」でなく、合併で決まった調整事項を「改善させよう」との問いかけだったら
さぞ、参加者からは活発な意見が展開されるのではないか。
参加者の一人が言った。
「なぜ、大字一色を分断し、小学校区でまとめなければならないのか。」
「なぜ、西尾にあわせ押し付けられなければならないか」と。
町長は、たんたんと、町内会やコミユニティーの仕組みを述べた。
しかし、彼の求めたのはそういうことではないと思う。
最質疑はなかったが、彼は納得したのではなく、「言ってもどうにもならない」とあきらめたに違いない。
この説明会が、参加者を説得する場ではなく
合併後どうあるべきか・・・すでに町民からの提言が相次いでいると受け止めるべきではないか。