平坂勤労会館でトークと映画会が行われた。
「それでも運命にイエスという」ーーカンボジアのエイズ問題を扱った重い映画である。
カンボジアでは、毎年1万人がエイズで死亡している。
母子感染でHIVに感染した子供達。
一回5ドルで、体を売る若い売春婦。
政府により強制移住させられたエイズ村。
そして、年々、HIV感染率が上がる日本。
この映画上映会に取り組んだのが、一色の青年たち。
20代の青年たちが計画し催し、若い子たちがたくさん集う——その現実をうれしく頼もしく思った。
ふと思い出した。
自分も一色町公民館で峠三吉の「人間を返せ」の上映会に取り組んだのが24歳だった。
核廃絶・平和運動の一環として全国各地で上映された映画だった。
また、「統一劇場」や「わらび座」などの演劇にも若い人たちと取り組んだ…。
若いっていいなあ~。
なんて過去にひたっている余裕はない。