宮城県への震災ボランティアに参加。(7月10日発、13日夜まで)
牧野次郎、牧野勝子西尾市議と斉藤前町議の4人で車を走らせ約10時間。
私たちの参加したところは、「日本共産党仙南地区東日本大震災救援・復興ボランティアセンター」。
他にも愛知や他県の人も。
家主さんのご好意で民家をお借りし、
愛知・岐阜・三重・静岡・山梨の各県はここを拠点にし、支援を行います。
このセンターの活動地域は、名取市、岩沼市、亘理(わたり)町、山元町の臨海部です。
いずれも津波で農地・漁港が壊滅的被害を受けました。
名取市は人口7万3千人。犠牲者は1000人をこえ、そのほとんどが臨海部のゆ閑上(ゆりあげ)地区。
テレビ・新聞でも紹介されていた地域です。
被災地は、まだ震災の最中です。
いまも余震が毎日のように起き、海岸や被災地では遺体が発見されています。
現地に出向いた前日も地震が起き津波警報が発令されていました。
亘理町のいちごや名取市のカーネーションはいずれも東北一の産地です。
しかし、それらの畑は、がれきや塩分を含むヘドロに埋め尽くされました。
畑を復旧しないと地場産業は壊滅です。
私たちは、亘理町のいちご農家の畑の泥(ヘドロ)出し、苗床の泥だしを行いました。
重機が入らず手作業が必要です。
「自力ではどうにもならず半ばあきらめていたが、前向きに考えられるようになった。
まだまだ、厳しいけどがんばっていこうと考えている」との声もいただきました。
また、名取市の三浦さんのカーネーションの苗は、一色町から仕入れているそうでビックリ。
先月から支援に入った共産党のボランティアにより、苗の植え付けを開始することができました。
一色町のカーネーション農家への言づけも預かり、さっそく伝えたいと思います。
つづく