29日、明日の議会最終日での討論の準備。
■9月議会一般質問の報告(第2弾)
保育園給食は自園調理で
保育園の給食は「児童福祉施設最低基準」により、自園で調理することが義務づけられています。
それは、きめ細かに子どもの状態にあわせた食事を提供する必要があるからです。
しかし、一色・吉良・幡豆の保育園給食は、長い間、給食センター方式で小中学校に便乗して実施してきました(愛知県では18市町村。全国的には稀で、愛知が異常)。
市は、給食センター方式と自園調理方式との違いについて、
「アレルギー食や乳児の給食に配慮できない部分もある。
自園方式は、おやつも調理している。調理のにおいがすることも食育として重要」との認識を示しています。
また、アレルギー児への対応の違いについても
「自園調理方式では代替食を、給食センター方式では除去食となっている」と答えました。
前田議員は、
「自園調理方式の方が優れていることは明らかであり、市も認めている。
3町も西尾市のように自園で給食を提供すべき」と要求。
市長は
「調理室の改修、調理員の配置など十分検証しながら方向性を出したい」と答弁。
また担当部長は
「全保育園で一斉に実施することは困難であり、順にやっていく方法や、
3歳未満児から実施する方法などを考えたい」と答弁しました。