7日、いっしき民報作成
午後1時半、官地拝借地問題で土木・財政課と協議
■9月議会報告(つづき)
今議会は、決算審査の議会であったが、とりわけ「消防団」の経費に議論が集中した。
旧西尾市には消防団はなかったので、「ムダだ」と言わんばかりの質疑が交わされた。
合併後の23年度からは是正されたのに、むしかえす様な発言は、
正直、私も執行部側に立って反論したくなったこともしばしばだったが…。
決算に対する反対討論で、私が述べた消防団のくだりは、次のよう(要旨)。
消防団の問題が取りざたされました。
不正な支出があるなら是正されるべきは当然です。
とくに、報酬や費用弁償は当然、個人に支払われるべき。
労働基準法・地方公務員法は、労働の対価は、通貨で本人に支払うべきを定めています。
これまでも、一色町議会でも自分も含め少なくない議員もそう主張してきました。
西尾市の合併反対論者には、消防団の多額の経費を合併反対の理由の一つであることを感じていたが、
私は、あくまで消防団は必要だという立場である。
だからこそ、そのためにも直接、団員に支払うべきと主張をしてきました。
団員それぞれが、仕事や家庭や子育てや若い世代が、困難な条件の中で
さらに、消防団員としての新たな役割を担おうとしている、
その意気込みに応えるためにどう行政が関われるのか、
その対価としてどう支弁することが妥当なのかが大切な視点だと思う。
議会で厳しいやり取りがありましたが、消防団員が不正を行っているのではありません。
先週の日曜日、私の地元の開正自主防災会の訓練の際には、
地区の若い消防団員が、リーダー的な役割を果たしている姿を目の当たりにした。
こうやって地域の防災意識が育っていくということを頼もしくうれしく思った。
本来、彼らの活動は、決して議会で矢面に立たされるような活動ではない。
むしろ、市として彼らをどう支援できるのか、その活動やご苦労の対価をどう支弁するか、
また議会としてどう応援できるのか…。
消防団員の活動を支持する立場での今後のあり方を考えたい。