10時、吉良町内のJA支所へ。加藤前町議ら3人で、TPP反対でJA支所長と懇談。
野田内閣は来月、11日~12日のAPECK首脳会議に向けてTPP参加を決定しようとしています。
TPP推進の中心はアメリカ。
アメリカ型の「貿易と投資の自由化」を押し付けようとしています。
関税ゼロで、大打撃を受けるのは、農林漁業だけでなく、医療制度など「国のかたち」を変える大問題。
医療をビジネスとしているアメリカは、
国民皆保険制度も外国企業参入の「障壁」として、株式会社病院の参入を要求したり。
「金の切れ目が医療の切れ目」という国になることなども懸念されています。
全国農業協同組合中央会(JA全中)などの農林水産団体、消費者団体、医療団体は
26日、「TPP交渉参加に反対し、日本の食と暮らし・いのちを守る全国決起集会」を
東京・日比谷野外音楽堂で開き、3000人以上が参加しました。
JAでの懇談でも支所長らは、
「日本のような狭い国土での農業が、アメリカやオーストラリアに太刀打ちできるはずがない」
「昨日の大会の様子も一般紙の扱いは小さい。
共産党の新聞と農業新聞はそっくり。大きく扱われて心強い」などなど。
また西尾市との合併なども
「農家はお昼の時報を復活してほしいと言ってる」
など、幅広い有意義な懇談ができました。
これからも諸団体との懇談を予定しています。