12日、経済建設委員会
13日、企画総務委員会
◆TPPで安い薬ピンチ アメリカが「知財保護」で、もうけ独占を狙っている
環太平洋連携協定(TPP)の知的財産権保護条項で、安価な医薬品の供給が脅かされるという懸念が強まっています。
国際的な医療・人道援助団体「国境なき医師団(MSF)」の米国組織が入手したTPPの米国提案とみられる流出文書には、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の供給を脅かす内容が含まれているとしています。
MSFは、流出文書などを分析し、医薬品の分野で、米国が狙う知的財産権保護強化の危険性を次のように指摘しています。
(1)型を変えただけの古い医薬品に新薬の特許を認める。
(2)特許への異議申し立ての手続きを困難にする。
(3)知的財産権侵害の「疑い」だけで、ジェネリック医薬品の貨物を差し押さえる。
など。
米国が知的財産権保護の強化を図る背景には、新薬の知的財産権を使って収益を上げようとする米国の製薬業界の要求があります。
やっぱり、TPPは反対。西三河で、日本共産党「TPPシンポジウム」を計画中です。