12日、午前10時、厚生委員会。
年金に関する請願の審査、他1件。
紹介議員として「年金支給年齢の引き上げをやめるよう求める請願」の趣旨を説明する機会を得ました。
（趣旨説明・要旨）
昨年末、政府がまとめた「社会保障と税の一体改革」の中で、年金支給の年齢を68歳または70才に引き上げることがもりこまれた。しかし、その後、反対世論にも押されるかたちで「継続的に検討すべき事項」となり、実質、棚上げされてきた。
今国会では、年金年齢引き上げ法案は提出されないが、増税の後には、閣議決定されていることからも近い将来議論になってくると思われる。
現在でも、60歳から65歳へと段階的に、定額部分、比例部分が引き上げられているところであるが、さらなる支給年齢引き上げは、1953年うまれ以降の50歳代より若い世代への影響が大きく、将来設計、将来不安、なにより年金への不信を大きくすることになると思う。
また、定年制の引き上げも話題になっているが、一方で若者の就職難や非正規や派遣労働が野放しであることなどは放置されたまま。これでは、年金制度も社会保障も国の仕組みそのものも、大変なことになろうとしているのではないか。
ぜひ、みなさんにご理解いただいて請願が採択されるようお願いをしたい。
と、請願の趣旨説明。
一定の質疑・討論をへて採決の結果、残念ながら、委員会では多数により否決。
午後3時、西尾原水協が議長に申し入れ。
今年は、西尾市で「平和都市宣言」が実施されたこともあり、
平和行政の一層の推進を要望しました。