民主党はメルトダウン

2012年06月29日 08時01分00秒 by

28日、午前9時、相談1件。
午前10時、西尾民報作成。
午後2時、一色支部会議。

消費増税の強行採決に、井上哲士参議院が次のようなコメント。

衆院本会議で消費税増税と社会保障改悪の法案が自公民の談合のもとで強行されました。法案は参院に送付されましたが、参院での審議日程は何も決まっていません。

民主党内の造反に自民党が反発していることもありますが、事実上の分裂状態になった民主党がここ数日は「それどころではない」状況にあります。

エレベーターで民主党議員と一緒になったりすると、「うちの党はもうメルトダウンだよ」と声をかけてきたり、「彼らは獅子身中の虫」など民主党議員同士が小声で話していたりと、党内対立は相当のものです。

ある参院議員は、昨日の参院議員総会に出席した総理が、当初1時間の予定を30分できりあげたが、その時間に小沢グループの厳正な処分を求めた若手衆院議員とあっていたとして「自分にいい話しか聞こうとしない。あれではダメだ」と怒っていました。

一方自民党は、「増税を提案できる権限があるのは、選挙で正直に増税を掲げた我々」といいますが、その選挙で「ノー」の審判を下された自民党に増税を提案する権限などあるはずがありません。

中身はどうか。
社会保障改革推進法案は、社会保障を「自助」「共助」中心の民間保険並みの「助け合い」制度にするというもの。

小泉政権時代は、「任期中は消費税は上げない」という約束は守りましたが。今度は、社会保障財源は消費税を中心とすることとして、小泉構造改革をさらにすすめ、その財源は庶民増税——小泉構造改革以上の苦難を国民にもたらすことになります。

「こんなことをやる資格は三党にない。解散して国民に信を問え」の声を広げ、廃案に追い込みましょう。

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