民主党を離党(除籍)した議員らで「国民の生活が第一」の政党が立ち上がった。
政策の柱が、「消費税増税ストップ」「原発ノー」だとか。
小沢さんが、いきなり「原発ノー」との政策を打ち出したのは、多くの方もビックリされたと思いますが、それもそのはず、これまで彼の口から聞いたこともなかったから。
今の国民の世論を選挙に利用しようとの目論見がみえみえである。
元一色町長の都築譲さんのブログによると、「(新党たちあげに)私もぜひ参加して行きたい」と述べてみえるが、果たして「原発ノー」で政策的に一致しているのかなあと思っていたところである。
都築さんは、(ブログによると)先週の金曜日に東京に出かけた際、
「官邸前で反原発のデモが行われると聞いて、様子を見に行く。(略)警察が参加者を誘導して首相官邸側の出口からは出れそうもない。雨も降っているし、ということで早々と退出。」とのこと。
当日は、首相官邸前抗議行動が雨をついておこなわれ、9万人(主催者発表)が国会周辺、霞が関一帯にまで「再稼働を中止させるまで声をあげ続けよう」の声が広がっていたとき。
この時に、「様子を見に行く」とか「雨も降っているし」との冷ややかな感覚は、国民の「原発ノー」の熱い思いとは大きくかけ離れている。小沢新党との政策的な不一致も感じるし、小沢新党の政策そのものが「付け焼刃」的であることを吐露しているようなものではないかと思う。