障害者の法定雇用を下回った西尾市役所。
今回の一般質問で、「障害者福祉計画」を取り上げました。
その一つ、社会全体での障害者雇用がすすまない中、
西尾市役所が法定雇用を下回った問題は深刻。
市役所の法定雇用率は、2.1%。
現在、1.72%に下回っており、
法定雇用率に達するためには、4人増やす必要がある。
しかも、25年4月からは、法定雇用率が2.3%になる。
そのためには、6人増やす必要がある。
今年、1人募集したが応募がなかった。
来年は、別枠で募集し、障害者雇用を確保したいとのこと。
おおざっぱに言うとこういう状況。
「障害者福祉計画」では、
就労支援と就労機会の確保を掲げ、
地域自立支援協議会の「就労支援部会」と連携し促進を図るとしている。
また、主な施策として、
市役所としては「障害者雇用率の法定雇用率を上回るよう、積極的に障害者の採用に努めます」
と記されている。
昨年度、予想以上に退職者がでた段階で、人事課と福祉課と就労支援部会がスクラム組んで、緊急に障害者雇用のために全力を尽くしたか!!
「計画」つくって「魂」入っているのか!!
なども質問したいところだったが…。
質問時間が迫る中、現在の法定雇用率を下回っていることだけを追及する批判型の質問になってしまったのではなかったかと反省している。むしろ担当部・課を励ましたかったんだが…。
ある議員が、ブログで
「正義感は大事だけど、誠意感がもっと大事。
批判は誰にでも出来るけど、模範は誰にでも出来ない。」と述べています。
批判は誰にでも出来る簡単なものと思ったら大間違いです。批判をするには、その前に考え「その意見がなぜ不十分なのか」「その意見がなぜ間違っているのか」の根拠を見出すために、意見をよく聞き、読み、自分の頭で考える必要があるからです。
根拠のない「ただの悪口」にならないことこそが大事だと思いますが…。
ましてや、正義と誠意は比較するものでもなく、どちらも大事だと思います。