19日、午前10時、決算審査特別委員会2日目。
今日は、一般会計の5款から14款(商工・土木・消防・教育関係など)までの審査。
特に、消防関係の質疑に時間が費やされた。
S議員による「消防団」に対する批判的な見地は、相変わらずだ…。
それにしても、西尾市役所に勤務する消防団員では役に立たないというような発言は残念に思う。
「火事になって西尾市役所から駆けつけたときには鎮火しているのではないか。無駄足ではないか。仕事に支障があるのではないか。」というのだ。
私は、駆けつけて鎮火していれば、よかったのではないか。さらに、鎮火後の再出火に備えて消防団が見守ることこそが大切だと思うのだが、彼女はそう考えないようだ。
また、消防団への「交付金」が資金前渡(前払いの清算方式)で支出されていることにも異論があるようだ。備品購入・小修繕・費用弁償的支払いを消防団員が立て替えることのないような配慮を不当だとS議員は主張している。
資金前渡方式は、市長の交際費でも議員の政務調査費でも同じような方式をとっており、あとで清算することにしている。議員の政務調査費でも残額があれば還付し、仮に足らなくても予算以上の請求はできないこととなっている。
議員には認めるが、消防団員には認めないというのも滑稽な議論である。
代表監査委員は「私も(費用の支弁に疑問をもち)現場をみて消防団の訓練や出動の大変さを実感した。S議員もぜひ現場を見てほしい」と呼びかけた。
それにしても、次号の「熊さん・ご隠居さん」の記事が想像できるだけに、消防団員が気の毒だし、消防団活動が旧西尾市全体に正しく認識されないのではと残念に思う。
終了時間は、午後7時20分・・・。
(ふ~)
それにしても、支出が妥当か否かを問うのに、やたらと監査委員に答弁を求めるのは何なんだろう。監査委員は、あくまで、長の指揮監督を受けない独立の第三者執行機関の一つ。是か非かは、やはり、執行権者(市長や部課長)に問うべきと思うんだが、西尾市議会の特徴なのか他市はどうなのか興味深い。