こういう疑問も聞かれました。
「原発即時ゼロなんて無理でしょ?」
「原発ゼロ」は 3.11 以後の一時期、すでに国民が経験したことです。
多くの原発のうち、今唯一動いている大飯 3、4 号機。
「即時ゼロ」はこれを止めることが現実的なスタートです。
関電さえ、今年、大飯なしでも乗り切れたと認めています。
「10年かけて」とか、「30 年先に」というのは結局、止まっている原発を順次、再稼動させ、ゼロへの道は遠のきます。
即時ゼロを決断してこそ、再生可能エネルギー開発も進み雇用も生まれることを、ドイツなど環境先進国から学ぶべきです。
再生可能エネルギーは、原発の発電能力の約40倍。
ドイツでは、原発関連の雇用は3万人ですが、再生可能エネルギー関係は38万人です。
雇用効果も、地域経済への波及効果も、原発よりはるかに大きな可能性をもっています。
対話ですから、こんなにスラスラたくさんの話はできませんが、
「原発は、やっぱりなくさんとねえ」と返事がもらえれば、うれしいです。