11日、西尾市公開事業診断
これまでの「事業仕分け」を過去2回実施されたが、今回は「公開事業診断」との名称に変更。
民主から自民への政権交代に起因するかどうかは知らないが、中身は同じ。
「市民目線で公開の場で」との趣旨で行われているものだが、開会当初は、傍聴者20人くらい。それも、議員と市職員であり「公開」というには寂しい。それでも、テーマによって(?)か、50人くらいにはなったが・・・。
テーマは、
①企業誘致推進事業(判定結果は、規模見直し)
②廃棄物資源化事業(規模見直し)
空き缶等分別収集事業(抜本的見直し)
③スポーツ大会開催・駅伝フェスティバル委託事業(現行・拡大)
④地域集会施設改修費補助事業(規模見直し)
⑤ふれあいセンター管理運営事業(民間委託化・委託化拡充)
今回の感想も、
①どういう過程で、このテーマが選定されたのか?
「市民目線で」というなら、テーマの選定も市民公募で選べないのか。
②こういう議論は、行財政改革推進委員会が行っている。
行革委員会が、市民への参加・公開が徹底されれば事足りると思ってしまうのだが・・・。
③なぜ、診断委員が上から目線(?)のモノ言いで、説明員(課長ら)が、低姿勢なのか。
まるで、事業の公開裁判のようで、職員の説明力が試されるが、
正確に事業の目的が伝わり、正しく診断されているかが疑わしい。
④事業に対する市の考えと、判定結果が一致したときには「これ幸い」と、
市が改善することになるが、でなければ、「聞き置く」だけとなり、これほど仰々しく行うことか。
⑤市民参加を呼びかけているが、本気なら、市民の中に出かける必要はないのか。
例えば、「ふれあいセンター管理運営事業」の診断なら、
センターに出かけていって利用者の前でやれば、もっと市民目線の議論となると思うのだが。
※本来、議会が行うべきが、その機能が果たせてないところにこそ問題がある
午後、やっと定例議会が終わり、議会報告。
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